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樽見鉄道の旅(1) [ぶらり旅]

9月某日、岐阜県の大垣から伸びる第3セクター線・樽見鉄道に全線乗車、
ローカル線の風情を味わってきました・・・。

JR東海道線の要衝・大垣駅の北端にあるホームより、1両のレールバスが待機・・・
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ここから終点の樽見までは34.5km、時間にしておよそ1時間弱の旅の始まりです。
午前中でしたが、車内は半混み状態・・・いかんせんロングシートなので雰囲気は都会の列車のようです。

いよいよ発車、列車は大垣から揖斐川を渡り方向を北へ・・・平坦な田園の中を走りますが、
富有柿の産地でもあるため車窓には柿畑が目に入ります・・。
DSCF4816.JPG
途中の「モレラ岐阜」駅で、若い層を中心に乗客の半数が下車・・・店舗に勤める人たちが多いのでしょうか。
この先も平坦な路線が続き、中間点の本巣駅に到着・・・
樽見鉄道の本社があり、構内は広くかつてはセメント工場からの貨車の集積地でしたが、
今はご覧のように閑散としていて、貨車はほとんどありません。
DSCF4818.JPG
ちなみに乗ってる車両は運転席が片側にあって、その右側から前方が眺められます・・・。
DSCF4817.JPG
さて、本巣駅を発車してからしばらくして線路沿いに根尾川が接近し、平地から山の谷間へ・・・
根尾川沿いに山あいの中を走り抜けます・・。
DSCF4821.JPG
大垣出発から約45分ほどで神海(こうみ)駅へ・・・この駅はかつて終点でしたが、
この先の樽見までは、第3セクター化後の1989年に新たに開業した区間です。
私も国鉄樽見線だった頃、ここまで(当時は美濃神海)乗車した事があり、
この先は今回初めて乗る区間になります・・・。
DSCF4822.JPG
新線区間は鉄建公団による施工区間で、トンネルや橋梁が連続して山あいを切り抜けて行きます。
途中にある難読名の日当(ひなた)駅
DSCF4824.JPG
根尾川の川幅も狭まって、見事な渓流に・・・
DSCF4838.JPG
渓谷がさらに続くのかと思ったら意外にも谷間が開けてきて・・・やがて終点の樽見駅に到着。
DSCF4826.JPG
始発から1時間6分かけて着いたこの駅は、淡墨桜で有名な根尾村(現在は本巣市)の中心駅で、
役所やちょっとした市街地があります・・・。
この後はその淡墨桜のある公園など、町中を散策してみます・・・。
(2へつづく)
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コメント 4

masa

この路線、何度も写真を撮りに行ったことがあるんですが
樽見鉄道には乗ったことがないんです。
いつかは乗りたいと思ってます。
樽見駅周辺は私も散策したことがありますよ。
by masa (2013-09-16 17:32) 

アキーロ

>masaさん・・・以前masaさんのブログで駅を訪ねた記事を見た
覚えがありますね・・。
車窓はいい眺めなんですが、レールバスの座席が往復とも
ロングシートだったので旅情気分は今ひとつでしたか・・・。
by アキーロ (2013-09-17 01:50) 

スミッチ

本巣駅は今年も一度いきました、市役所が近くにあるのでね
けっこうも本巣までは真っ直ぐな路線が多かった気がします
本巣より北のほうに一度行ってみたいなあと思ってますが行ったことはないです
by スミッチ (2013-09-23 10:56) 

アキーロ

>スミッチさん・・・路線の大半は本巣市を走っていますね。
国鉄時代はほとんど人が乗ってなかった記憶でしたが、今回は
モレラに勤める人が半数近く乗っていて後は高齢者ばかりでした・・・。
北の方はトンネルや橋が多く意外と近代的でしたね・・・。
by アキーロ (2013-09-25 00:40) 

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