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レトロでんしゃ館を見学 [ぶらり旅]

地下鉄赤池駅近くにある、懐かしい名古屋市電や初代地下鉄の車両が保存されている
「レトロでんしゃ館」を訪ねました。
地下鉄日進工場の一角にある施設で、入館無料です。
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倉庫のような建物の中に入ると、かつて活躍した市電3両と東山線で走っていた初代の「黄電」100形が、きれいな状態で保存されています。
市電は、戦前から活躍した1421号と連接車の3003号、昭和30~40年代に活躍したPCC(静音)仕様の2017号の3両・・・内部も公開されていて、乗って見る事も出来ます。
・1421号(上)と2017号
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連接車の3003形内部・・・木造の内装が時代を感じさせます(昭和19年製)
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名古屋市電は車社会の波にもまれ、昭和49年に全廃されてから40年近くたちました・・・。
自分の記憶の中では、よく母親に連れられて北区の親戚の家に行く際、国道41号線上を走ってるのを見た覚えがあります。
もっとも、当時は廃止目前の時期で便の多いバスの方を利用してたので、市電に乗った記憶はないですね。
こちらは地下鉄東山線を走っていた黄電こと100形・・・鮮やかな黄色のまま保存されています。
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昭和32年開通時から活躍・・・冷房は無く車内は換気扇のみで、全車冷房付きの今の車両とは違い地味な感じですが、この車両の流れるような外形は斬新さを今でも感じますね。
鮮やかなウィンザーイエローは、画家の杉本健吉氏の選考によって採用されたそうです。
この黄電も、件の親戚の家に行く際名古屋~栄間で乗りましたが、暗い地下空間の中でまぶしい程鮮やかな黄色の電車を見て、まだ幼少時の自分はかなり驚いてましたね(笑)

ここには他にも、市電や地下鉄に関する資料が展示されまた、子ども向けのモニターゲームや鉄道模型のジオラマもあり、自分で模型車両を動かす事もできます。
(↓ジオラマにはガイドウェイバスも再現!)
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そして、これは貴重!かつて東山公園にあったモノレール(昭和40年代)の模型・・・
模型としてはおそらく唯一で、記念切符も展示されています。
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このレトロでんしゃ館、国道153号沿いにあり車でも行けますが、駐車スペースが少ないので赤池駅から歩いて行ったほうが無難ですね・・・。
(水曜休、10時~16時開館)
nice!(8)  コメント(4) 
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コメント 4

masa

レトロでんしゃ館なんてのがあるんですね。
初めて知りました。地下鉄東山線の黄色の車両、
懐かしいですね。子供の頃に乗った記憶があります。
by masa (2013-02-04 20:40) 

アキーロ

>masaさん・・・小さな施設なのであまり知られてないようです。
名古屋の地下鉄といえばかつては黄色い車両で、音が大きいという印象がありましたね・・・。今はステンレス車両で落ち着いた感があります・・。
by アキーロ (2013-02-06 01:31) 

水郷楽人

レトロでんしゃ館、随分懐かしいです。当時の東山線は。星ヶ丘止まりもあって不便でしたね。
by 水郷楽人 (2013-02-06 11:04) 

アキーロ

>水郷楽人さん・・・そういえばかつての東山線は星が丘折り返しがありましたね。
冷房も無く、夏場は窓を開けて走っていたのも覚えてます・・・。
by アキーロ (2013-02-09 01:26) 

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