アーカイブ（２）静態保存の車両を訪ねて・・・

今回も鉄道ネタとなりますが、過去に訪れた今も眠る
静態（動かない）保存鉄道車両の話題です・・・。

まずは名古屋市科学館の庭にある懐かしい名古屋市電・1401形

懐かしい電停の標示灯つきですが、塗装も実にきれいに整備されてますね・・。
その横には、何と1904年生の古豪・2412形蒸気機関車

明治生まれのこのSL、当初は東海道線で活躍、
その後も国鉄で使われた後、晩年は四日市の石原産業の専用機になっていました。
上記の市電とSLは2004年に撮ったもので、
その後の科学館改装で別の場所に移動されたようです（詳細は不明ですが）

続いては、瀬戸市の市民運動公園の一角に保存されている
名鉄モ766・1928年の製造です（2005年頃撮影）

かつては地元の瀬戸線で、その後は揖斐・谷汲線でも活躍していたようです。
人気のない場所でひっそり佇んでいた感じでしたね。
如何せん訪れた当時、塗装は色褪せていて朽ちた様子だったので、
今現在どうなっているかは不明で気になる所です・・・。

最後は、岐阜県中津川市の川上地区・夕森渓谷の谷間の道沿いに、
橋梁の一部に鎮座する小型ディーゼル機関車・139形と貨車です

橋梁の一部を切り取って展示するというこの方法は誠に珍しく、インパクトがあります。
この橋梁はかつて、中央本線坂下駅から川上川の上流まで走る「坂川鉄道」の痕跡です。
旅客輸送も行っていたというこの鉄道は、大正年間に開業し地域の足も担いながら
昭和31年に廃止されました。
この機関車は実を言うと、廃止後の1963年に製造されたもので北海道・丸瀬布から川上村が買い取り
展示保存されたということです・・。

タグ：名古屋市電 坂川鉄道

コメント 4

こうして置いてあるだけの電車でも見ていて楽しいですね。
私は樽見鉄道の谷汲口駅にある電車を見に行ったことがあります。
by masa (2014-02-26 20:09) 

＞masaさん・・・探してみるとこの地区だけでも結構、
保存されている車両はありますが、場所的に地味な所に
ある場合が多いですね・・・。
確か、谷汲口にあるのは国鉄時代からある客車ですよね・・。
by アキーロ (2014-02-28 00:28) 

橋梁の一部を切り取って展示、いいですね
中津川遊歩道公園でみた蒸気機関車は迫力ありました。
by スミッチ (2014-03-09 22:34) 

＞スミッチさん…こうゆう展示はなかなかないですね。
中津川遊歩道は行ったことないので見てみたいです。
by アキーロ (2014-03-11 00:52)